木克土(もっこくど)

こんにちは。消化器系が弱点の温ちゃんです。

まきちゃん先生いわく「グダグダ、長々、まとまらない文章は典型的な消化器の悪い人」だって、気をつけます!

病いは気からって言います。気持ちの持ちようによって人は病気になったり健康になったりします。今日は五行に従って、「思い」がひきおこす病いについて考えてみます。

肉体的な状態は五行では「土」です。いっぽう病気かなっていう「思い」は五行で「木」にあたります

思いによって体の状態がゆがめられる状態のことを陰陽五行説では「木克土」(もっこくど)といいます。「木」が「土」を攻めている状態ですね。

慢性の肩こり、偏頭痛などがある人、おなかを触ってみると冷たくなっている人は、身体が気持ちに負けちゃっている人です。

たとえば風邪

本来病気を治すのは、薬やお医者さんではなく身体の中の自然治癒力です。

自然治癒力は肉体のエネルギーすなわち「土」です。いっぽう風邪は「木」にあたります。「土」は「木」に攻められる、つまり影響を受ける関係にありますね。それが「木克土」。

風邪かもと思えば自然治癒力を邪魔して、風邪かなって思いを忘れれば自然治癒力はしっかり能力を発揮する、ということなんですね。

風邪という字は風の邪、「邪」はバランスの崩れたところに生じる気です。風は温かい空気が冷たい空気に触れると発生しますね。人体でも陽気と陰気のバランスが崩れたところから風邪は入り込みます。

下半身をよく温めて気と血を全身にしっかり循環させれば「風」に「邪」がくっつかないのでふつうは風邪をひきません。

それでも風邪をひくときは、あなたのなかに何か排泄しなければいけないものがあるときです。

排泄は「金」。実は風邪は排泄するべきものがあなたにはありますよというメッセージでもあるのです。

それは疲労によるストレスだったり、こだわりすぎた思いだったり、溜め込んでいるお金かもしれません。何かを溜め込んだときにも風邪をひくんです。

野口整体では風邪を「経過」することで身体は自浄作用を行っていると説いています。

風邪のときは自分の捨てるべきものは何なのか、ゆっくり寝ながら考えてみてください。
なんか、またまとまり無かったかな・・

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