台所は薬箱・・身近な食材で自分で治す手当て法

自然治癒力を引き出すマクロビオティック手当て法

里芋パスター

冷えとり温ちゃん最新記事
温ちゃんの冷えとりハンドブック

民間療法と手当て法

健康保険で誰もが気楽に病院にかかれるようになったのは1960年代になってから

50年ちょっと前までは庶民はよっぽどのことがなければ医者にかかったりしませんでした。

じゃあ、どうしていたかというと民間療法とおまじない

そんな民間療法のなかでも全国に普及していて実際に効果があったものが手当法として今も残っています。

半身浴も民間療法です。

豆腐パスターは冷えピタ君

豆腐パスターは昔から使われていた古典的な冷えピタ君。

高熱はガン細胞を弱らせるので大歓迎って、温ちゃんいつも言っています。

だけど脳だけは42度を超えると危険です。

そんなときに首から上の熱を取るのにはお豆腐のパワーは絶大です。

やり方は次の通り

お豆腐半丁にしょうが汁を一割ほど入れます。

小麦粉を混ぜてクッキー生地くらいの固さまで練ったらさらしや手ぬぐいに延ばします。

そのまま豆腐のあるほうをおでこに当てて2時間くらい経ったら取り替えます。

もっとやるなら豆腐1丁半で豆腐パスタ―を作って、キャベツの皮に乗せて、その上に後頭部を載せます。

冷やす力が強すぎるので首から下にはあまり使いませんが、やけどの時には豆腐パスターが一番です。

里芋パスターは毒の吸い取り紙

からだに溜まった熱は炎症をひきおこし、動物性の古血は瘀血のもとになります。

そんな時には里芋パスター

あ、パスターっていうのはスパゲッティではなく「貼り薬」って意味です。

打ち身、ねんざ、炎症、腫れの他、腫瘍、潰瘍、ガン細胞を吸い出して血をきれいにしてくれます。

厚く皮をむいた里芋をすりおろし、同じ量の小麦粉と1割ほどのすり下ろしたしょうがを混ぜて練ります。

里芋はでんぷん質の粒子がとても細かく毛穴から毛細血管に入って毒素を吸い出します。

そのときに赤や黄色や青や黒いブツブツやシミがお肌に現れますので、色がなくなるまで続けます。

肌の弱い人の中には里芋にかぶれる人も。

そんなときはごま油を塗ってから里芋パスターをするか、ジャガイモで代用してもOKです。

ごま油は日本のアーユルヴェーダ

ごま油は日本のアーユルベーダオイル

中耳炎には綿棒で外耳に塗ったり。目が疲れたらごま油を点眼するのもいいですよ。

しもやけには生姜とごま油を1:1の割合で混ぜて患部に塗ると効果てきめんです。

しょうが湿布は肩こり腰痛に

しょうが湿布は血中酸素を増やし、血管を広げて体の隅々まで血液を届けます。

皮のまますりおろし、漉したしょうが汁を70~75度のお湯に入れます。

沸騰させると効果がなくなりますので75度以上にならないように注意します。

そして、そのしょうが汁のお湯にタオルを浸し、絞ったあと患部に当てます。

肩こり、腰痛のほか甲状腺肥大やパセドー病、リューマチにも

むくみや足の冷え、水虫には多めのしょうがを絞ったお湯での足湯を試してみてください。

こんにゃく湿布や塩番茶

こんにゃく湿布は前にもお話しました。

https://www.tekuteku.net/blog2/985.html

目の疲れ、目の下の筋肉の凝りなどには塩番茶のホットピロー

緑内障の予防にもなります。

などなど

あんまり書いているときりがないので今日はこの辺で。

台所にあるもので、自分で治す


昔の人は当たり前のようにやっていた民間療法。

すべてが迷信ではなく、ちゃんと効くものもいっぱいあります。

そんなおばあちゃんの知恵袋をとり戻すことで

少しでも医者任せ、薬頼みの現状から

私たちの体を自分にとり戻す第一歩かもしれません。

****************(PR)*************************
マクロビオティックの手当法について学びたいと思ったら・・・
「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版」 大森 一慧著 サンマーク出版

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て

里芋のない今の季節に里芋パスターをやりたい!?
ツルシマ 里芋粉
里芋パスターにツルシマ里芋粉

温ちゃん記事検索のおすすめ

ボスボス

冷えとり温ちゃんの温活ナビでは、冷えとりと温活についていろいろな話を書いています。気になった言葉や疑問に思ったことがあったら、検索窓から探してみてくださいね。きっとそこに答えが見つかるはずです。

温ちゃん記事のリンクと引用について

あなたあなた

冷えとり温ちゃんは、リンクと引用フリーです。出典冷えとり温ちゃんのみ明らかにしてくださいね。


 

はじめて冷え取りする方に

温活の中心は冷えとりです。大事なのは下半身を温め上半身を涼しく保つこと。この章では、まずは温活のコアとなる冷えとりについてその基本と要点をお伝えしています。

●冷えとりワールドへのいざない ●冷えがない人はいません ●忘れてはいけない運動の大切さ ●冷えとりは自分でできる健康法 ●人は3つの営みで生きている ●からだの言い分 ●腹七分目で免疫力アップ ●冷えとりで痩せるってホント?

半身浴や重ね履き、足湯のアドバイス

冷えとりの基本は、靴下の重ね履きではありません。最初にやってほしいのは半身浴。この章では半身浴を中心に、半身浴や足湯、湯たんぽ、靴下の重ね履きなどひえとりのやりかたについて詳細にお伝えしていきます。

●冷えとりの基本は半身浴 ●お風呂の楽しみ ●入浴剤の話 ●お風呂のかわりに足湯 ●さあ、いよいよ次は重ねばきです ●重ねばきのやり方 ●絹製品の洗い方 ●レギンスとレッグウォーマー ●湯湯婆(湯たんぽ)は寝ているときの半身浴 ●呼吸法で大事な腹式呼吸 ●みなさんお悩みの靴 の話

めんげんや好転反応の話

現代社会に住む私たちは、日々様々な毒素を体にためています。出すことの大切さとその方法、そして冷えとりではめんげんと言われる好転反応について、この章ではお伝えしていきます。

●毒だしって何? ●毒のプール ●靴下の穴の話 ●症状の4つの分類 ●日常のめんげん ●気の話 ●冷えとりでがんを治す

女性と冷えとりの関係

冷え性が女性に多いように、女性は男性よりも冷えている傾向にあります。また、その冷えが様々な婦人科系のトラブルを引き起こします。子宮温活で女性のトラブルの多くは劇的に改善することがあります。この章では、とくに女性と冷えとりについて重点的にお伝えしていきます。

●女性は冷えている ●妊娠・つわりと冷えとり ●布ナプキンにしてみたら ●経皮毒の話 ●冷えとりと布ナプキン ●経血コントロール ●月のカレンダー ●女性に多い便秘の悩み ●男性と冷えとり

東洋医学と陰陽五行

冷えとりは、東洋医学に基づいた民間療法です。陰陽五行は、冷えとりという航路になくてはならない航海図です。すすむべき道に迷ったとき、めんげんや毒出しで原因をみつけたいとき、陰陽五行はきっとあなたの役に立つはずです。

●陰陽って何 ●五行のお話 ●相生と相克 ●望診法 ●エゴ(我執)について ●五行の長所と相性 ●五味調和 ●体内時計と五行 ●魂の進化

玄米食・マクロビや重ね煮、糖質制限の話

私たちの体は食べ物でできています。体を温めることと同じように、何を食べるか、どう食べるかはとても大事なテーマです。ここでは体を温める食べ物のみならず、断食やマクロビオティックなどについてお伝えしていきます。

●空腹で体が若返る!? ●プチ断食●日常の食事量について ●陰陽調和 ●マクロビオティック ●玄米を食べよう ●重ね煮 ●白砂糖の害について ●食べ物の食べ合わせの話 ●糖質制限について

自然療法と自己免疫力

東洋医学では症状即療法と言って、熱が出た咳がとまらないなどはすべて体が治そうとして仕組んでいることと考えます。日本古来からの知恵である民間療法や自然療法を知ることで、できるだけ病院や薬に頼らずに健康でいる方法について、この章では考えていきます。

●自然療法 ●風邪は神様からのプレゼント ●こんにゃく湿布 ●サラサラ血液とどろどろ血液 ●ヒートショックプロテイン ●千島学説と血液のお話 ●操体法 ●砂浴

世のなかにも冷えとりを

体を温めることで、心や社会までも温めることができます。自分のことだけでなく世のなかや地球環境や魂の進化にまで温活と冷えとりはかかわってくると私たちは考えています。この章の記事こそが実は温ちゃんが一番伝えたいことなんです。

●心の冷えとり ●星に願いを ●レッテルを貼るということ ●買い物の話 ●セックスと陰陽 ●男社会と冷えとり ●幸福とは ●人間の成長と五行の話