「脾」の季節

こんにちは、温ちゃんです。

浜松の小学校でノロウイルスとみられる症状でたくさんの児童や学校職員が下痢・嘔吐の症状を訴えたというニュースがありました。そんなとき下痢・嘔吐は薬で抑えずに、薄い具のない味噌汁や甘すぎないスポーツ飲料で水分補給をしながら体を温めてあげてくださいね。

今の季節は一年でいちばん胃腸のトラブルが多くなる季節、何度もお話したように正月の食べすぎで胃が疲れていること、空気が乾燥していること、そして寒さで体の抵抗力が落ちていることがその要因ですが、それに加えて季節の変わり目ってことも関係しています。

今日から立春まで18日間が冬の土用です。別名寒土用といって、一年でいちばん寒い季節です。冬は「腎」の季節でしたが、今日からはnoroです。

「脾」って脾臓?なんの臓器なの?「脾」は脾臓のことではありません。じゃあ何かというと実体としてひとつの臓器をあらわしてはいませんが、すい臓がいちばん近いかもしれません。東洋医学では私たちの体の中には「気・血・水」(水は津液ともいう)という3つの生命エネルギーが流れていると考えています。この「気・血・水」が滞ると病いが生じるとのこと、そして「脾」はこの気・血・水の循環がスムーズにいくようコントロール機能を担っているそうです。

「脾」はにゅーと胃の中を通って食道から口まで勢力分野を延ばしています。(ってイメージしてください。)したがって胃や口のトラブルは「土用」に発露します。

この季節、胃の調子が悪くなりやすくなっています。ほかには、

涙目、目やに、鼻水、蓄膿症、鼻づまり、中耳炎、耳だれ、口内炎、歯槽膿漏、歯痛、顎関節炎、湿った咳、たん、喉の痛み、喘息、いびき、肩こり、手足のしびれ、手あれ、腰痛、盲腸、脱肛、脱腸、膀胱炎、尿失禁、糖尿病、股関節炎、物忘れ、足の怪我などの症状が出やすくなります

でもどれも、めんげんすなわち排毒です。食べすぎ飲みすぎを反省して、めんげんを受け入れましょう。でればでただけ体はきれいになっていきます。

食べ過ぎや甘い物のとりすぎ、乳製品のたべすぎは子宮筋腫や乳がんにもなりやすくなります。気をつけましょうね

さて、ここしばらく食べ過ぎるな飲みすぎるなばかり言っていました。みなさんはいかがだったでしょうか?

食べすぎ飲みすぎの毒だしはこれからの2週間ですまして、すっきりと春を迎えましょう。
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アルカリウォッシュ再開します。
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