指のはなし

温ちゃんです。

目をつぶってりんごとみかんを触って、これがりんご、これはみかんって区別できるのは脳が判断してるってことなんだけど、実際に触っているのは指。ってことは、指が記憶しているって考えることもできるんじゃないかしら。ピアニストやマジシャンの指先を見ているとそう思ってしまいます。掃除洗濯料理にお裁縫、習字にそろばんなど昔の人は細かい指先仕事をいっぱいしていました。

今はキーボードを打つかタップするくらい。ひとは指先全体を多才に使うことで気持ちが収まり精神的なストレスが消えていくといいます。

仕事や人間づきあいのストレスが溜まったときには何もしないより、指先を細かく使う作業をすることで感情のコントロールがしやすいといいますね。

小指は水=黒、集中力に関係します。腰や生殖器、腎臓とつながりが強い指です。小指を怪我すると力が入りません。人のエネルギー、パワーをコントロールしていますので、小指をつめるとおとなしくなってしまいます。

親指は五行の木=青、土台を意味します。肝臓の状態が悪いとまず親指に変化が現れます。
人差し指は土=黄、リーダーシップや行動力を意味します。人に指図したり「この指とまれ」で人を集めたり。内蔵で言えば、消化器、食べ過ぎると人差し指を包丁で切ったりしてしまいます。

中指は金=白、エネルギーの発散です。内蔵でいえば肺。肺が悪い人はまず中指が曲がっていきます。

薬指は火=赤、心臓に関係しています。

昔の忍者や修行僧、ヨガ行者などは指で印を結んで生命エネルギーをコントロールしていました。

突き指したときに指だけ治そうとしてもきちんと治らないのは、大本である内臓がダメージを受けているからです。

いっぽうで指をちゃんと使うことで、体の中も活性化して内臓も丈夫になっていきます。
指って大事なんですね。温ちゃんも何かこう、指をつかうことやってみようかな。hand