自分で作る自然化粧品1

温ちゃんです。

美白化粧品が問題になっています。ニュースでは対応の遅れとか、美白成分の害などが問題になっていますが、そもそも温ちゃんは化粧品や育毛剤などはみんな薬などと一緒だと思っています。体からの排毒を阻害して、かえって毒を溜め込むような、そんなのはほんとうのスキンケアではないです。

でも、そうは言っても職場や接待、冠婚葬祭などどうしてもメイクをしないわけにはいかないでしょ、って声が聞こえてきます。

そんなときはできるだけ天然成分を主体にしたナチュラルな化粧品を選びたいものですね。オーガニックコスメも今では通販やお店で簡単に手に入るようになってきています。

今日のお話はスキンケアについて
そもそもスキンケアの主役は化粧品ではないのです。

主役は肌そのものが持つ自然の力。肌は、本来自分で潤う力を持っています。

化粧品や化粧水は肌の持っている本来の力をほんの少し手助けするだけでいいはずなのです。

まずは肌に聞いてみてください。あなたの肌は何を欲しがっていますか?
潤いですか?栄養ですか?それとも肌が一番欲しがっているのは休息でしょうか。

肌から聞こえてくる声に耳を傾けることからスキンケアははじまります。

肌はまず、きれいでいたいに違いありません。汚れたままではきっと嬉しくないでしょう。天然の石鹸でやさしく洗ってあげるだけできっとうれしいはずです。

肌はまた、潤いが好きに違いありません。水分や油分が適度に補われている状態がきっと気持ちいに違いありません。カサカサしている時にはちょっとクリームやオイルを塗ってもらえるだけで嬉しいはずです。

肌は本来自分自身で潤う力を持っています。私たちはそのお手伝いをしてあげればいいのです。

疲れたり生活が不規則だったりすると肌もあれてきます。家に帰ったらゆっくりお風呂で疲れをとりましょう。

食品でもスイーツでも、ほんとうにおいしいものは原料はシンプルです。ごまかしが効かないから素材もしっかりしています。

化粧品も本来はもっとシンプルだったはずです。

今日は、シルクパウダーと精製水とグリセリンだけで作るシンプルな化粧水をご紹介します。

準備するのは精製水200cc、シルクパウダー5g、グリセリン10gだけです。

容器はよく洗いアルコールで消毒しておきます。(びんとかなら煮沸消毒でも)手や器具も洗っておきましょう。

精製水にグリセリンを混ぜ、そのあとシルクパウダーを入れて溶けるまでよく混ぜます。これだけです。簡単でしょう。

シルクパウダーは静置すると底にたまってきますので使用時にはよく振ってくださいね。

グリセリンは薬局で手に入ります。へちま水やびわ水などグリセリンを使わない化粧水もできますが、保湿を考えたときに最低限の素材としてグリセリンも使いました。

精製水の代わりにラベンダーウォーターを使ったり、お気に入りの精油をたらしたり、ペーハーバランスを整えるためクエン酸を足したりしてオリジナルの化粧水を作るのも楽しいですね。

シルクパウダーはアミノ酸組成が人肌に近く、成分のフィブロインはお肌を潤してくれますし、セリシンはUV効果もあります。

真夏の外出には、ナチュラルメイクやファンデのうえに軽くパフするだけでもお肌への負担は違います。

いくつかの基剤やエッセンシャルオイルを使って、簡単にできる手づくりコスメもいろいろなレシピがあります。また少しずつ紹介していきますね。

自分の体は薬や病院に委ねるのではなく自分の手に取り戻し、食べるものを外食産業やコンビニに任せるのではなく、そしてスキンケアも化粧品会社から少しずつ自分の手元に戻していけたらいいですね。っていうのが今日の結論です。

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