体で冷やしたほうがいい場所

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体は温めてばかりではダメです。

実は適度に冷やすほうがいい場所もあります。

皮膚は温めてばかりでは丈夫さが保たれない細胞です。

ずっと靴下を履いて、

半身浴と湯たんぽの生活をしていると

足の皮膚が白く薄く弱くなっていきます。

足のみならず、皮膚はたまには冷やしたり刺激を与えて

鍛えてあげることも大事です。

乾布摩擦や冷水をかぶるのもいいでしょう。

冷えとりさんたちが一番過保護にしている皮膚は足ですね。

たまには素足で土の上とか歩きましょう。

もう一つ、妊活中の男性の睾丸も冷やしてあげることで

ベビー誕生の確率は上がると言います。

ミトコンドリアってご存知ですか?

学校の生物の時間になりましたよね。

私たちの細胞には数十から数万という

ミトコンドリアが含まれています。

肺から吸い込んだ酸素は、

血液によって私たちの体の隅々に送られます。

細胞にたどり着いた酸素はミトコンドリアによって燃やされて

糖や脂肪が燃焼されてエネルギーとなり、

体温をあげたり遺伝子を修復したりしてくれます。

ミトコンドリアが活発に働く環境は

酸素が十分にあって温かいことです。

逆に体温が下がって酸素が不足すると、

ミトコンドリアが不活性になり

エネルギーが不足して、

たんぱく質の合成が間に合わなくなり

その結果免疫物質が十分に

作られず免疫力が低下します。

体の中で極端にミトコンドリアが少ないのが、

皮膚と睾丸です。

実はミトコンドリアには、

「細胞分裂をあまり盛んにしないように」

抑制する遺伝子が組み込まれています。

私たちは体の成長をとめることで成人になります。

逆に細胞分裂が激しい、

胎児細胞は私たち成人に比べ

ミトコンドリアがかなり少ないと言われています。

皮膚や睾丸はミトコンドリアを少なくして、

細胞分裂を促しています。

皮膚は28日で生まれ変わりますし、

精子はさかんに細胞分裂して増殖します。

実際精子一個に含まれるミトコンドリアは約100個

卵子一個のミトコンドリアは10万個です。

ミトコンドリアを減らすには

低体温低酸素状態を作り出せばいいのです。

つまり皮膚と妊活中の男子の股間は冷やします。

妊活の予定のない人、

役目を終えた人は冷やす必要はありませんからね。

妊活を終えても股間を冷やす習慣をやめないと

前立腺肥大や前立腺がんのリスクが上がります

そう考えてみれば、

ガン細胞も低体温低酸素状態で増殖します。

きっとがん細胞にも

ミトコンドリアは少ないんでしょうね。

卵子のもと卵母細胞は胎児期に出来上がって、

あとは成熟していくだけです。

分裂にミトコンドリアは邪魔でも、

成熟にはミトコンドリアが必要です。

つまり、妊活中に冷やしていいのは男子だけ。

女子はしっかり温めることで

おめでたの可能性は増えるのです。
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冷えとり・温めることの大切さ


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