動物性油脂と植物油

こんにちは温ちゃんです。

お鍋やフライパンにびっしりついた油、よく見ると液状のものと固まったものがあります。水や油などが溶けて液体になる温度を融点といいます。

人の体温は約36度、この温度で動物性油脂は固体ですが、魚の油や植物油は液体です。動物性油脂は飽和脂肪酸を多く含むから融点が高いということなのですが、血管の中を流れる油も動物性由来のものはどろどろで、植物性あるいは魚由来の油はさらさら流れるという話があります。

肉ばかりを食べているとこってりとんこつベースのドロドロ血液、野菜と魚介を中心の食生活ならすっきり澄みきった野菜ブイヨンみたいなサラサラ血液。あ、ついでにいえばトロは魚の中でも融点は高いといわれています。

肉・乳製品・卵と工業的に生産された食品は食べないけど魚は食べるよっていう人たちのことを「ペスクタリアン」といいます。少し前までの日本人がそうですね。

ペスクタリアンなら、ほどほどの動物性たんぱく質も摂れますし、血液もさらさら、玄米レストランなどで、小魚や青魚はOKというところが多いのも、「ペスクタリアン」が理にかなっていっるってことなんじゃないでしょうか。

特に冷たい海の中でも活発に泳ぎ回る青魚は白身魚に比べ、DHA・EPAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。不飽和脂肪酸は、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環をよくして、動脈硬化・心臓病・がんの予防につながります。また、不飽和脂肪酸は脳の働きを活性化し脳卒中や認知症の予防効果、アトピー性皮膚炎の改善、視力の向上などが期待できます。よくさんまを食べると頭がよくなるとかいうでしょう。

さらに言えば、青魚には満腹感を与える成分がたくさん含まれているとか。青魚はダイエットにもよさそうです。

海に囲まれた日本。まったく魚を食べないというのは、もしかしたらかえって不自然なのかもしれません。

もっとも最近では、魚も安心して食べられない時代になってきているのが残念ですが・・・

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