その食欲は寒さのせい?

忘年会やクリスマス。12月ってなんだかつい食べすぎてしまいます。

でも実はその食欲は寒さのせいなんです。リスさんやクマさんが冬眠前にいっぱい食べておこうとするのと同じ、からだは10度を超える気温差で自然に食欲がわくようにできています。

ところがクマさんと違って冬眠しない人間は摂りすぎた栄養をもて余し、おまけに胃腸もあれて、血液の流れも悪くなり、正月を過ぎた頃にど~んと反動があらわれます。

そもそもこの過食は「食欲の秋」の延長戦、秋になって汗の量が減り酸の排毒が少くなり、胃酸が濃くなってどんどん消化できちゃうもんで食べすぎの自覚がないまま、ほら気がつけばお腹にこんなにもお肉がついているでしょう。

こんなときは食事を我慢するより胃酸濃度のコントロール、汗をかくのが一番です。ウォーキングやエクササイズ、おっくうな人は半身浴のとき水分を多めに摂ったりお風呂の温度を高くしたり汗をかいてあげるだけで胃酸が薄まって食欲がおちつきます。

夏は水分摂りすぎるなっていいましたが、冬は逆に少し意識的に水分とるくらいのほうがいいようです。

また胃酸濃度は唾液の濃度に比例するそうです。口に少量の水を含み2、3分するとどろっとした唾液が出るので吐きだして、ロをゆすぐを3回くり返します。冬にはいつもロの中がネバネバしている人にも有効です。というのは、そのネバネバは胃の中と相関しているからなんです。

冬は腎臓の季節です。食べ過ぎていよいよやばいってときは、おもいきって、まる1日すりおろしたリンゴだけで過ごしてみてください。食べすぎによって腎臓に溜まった毒がきれいさっぱり出ていってくれますよ。おろしりんごが苦手な人は焼きりんごでも。あ、でも砂糖で甘く煮たりしちゃ駄目ですからね。

まもなく冬至。春遠からじですね。温ちゃんでした。

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