腹七分目で医者いらず

冷えとりの極意は「頭寒足熱、腹七分、こころは丸くおだやかに」だそうです。

え?腹七分?腹八分ではなくて・・・

食べ物も少なく固いものが多かった時代ならいいのですが、いつも食べ物が満ち溢れ食べやすいものばかりになっている現代では腹八分と思って食べるとつい食べ過ぎてしまいます。腹七分と覚えていてください。

一日の食事量を考えたとき、朝食は約2割と考えれば朝を抜いて昼・夜食をふだんどおり食べれば一日のトータルではほぼ腹八分になります。また朝食の時間は五行では消化器を休ませてあげる時間帯ですので、可能なら朝食抜きをおすすめします。

もちろん、お昼も夕食もよく噛んで食べ過ぎないよう注意することも大切です。朝は食べない、昼食と夕食は気持ち少なめ、間食夜食なしで、だいたい腹七分となります。

ま、これは言葉のあやでして、良質の食事を感謝して、よく噛んでゆっくり食べましょう、おなかいっぱいになるまで食べるのはやめましょうということですね。

酵素玄米を食べてる方もおられるかと思いますが、酵素玄米は食べやすいのでついつい食べ過ぎてしまいます。気をつけましょう。

 

さて、中学生くらいの男の子(女の子も)。運動部に入っていたりすれば底なしの食欲だったりしますね。食べすぎでしょうか?

この年代の子は、朝食を抜くとか肉を食べないとか腹七分を心がけるとか、あまり考えなくてもいいのではないかと温ちゃんは思います。

こちらがびっくりするほど食べても本人まだ腹七分の感覚だったり、底なしの食欲の子も食の細い子もいて、この年代の子の食欲には親のものさしでは測れないものがあります。
なによりこの年代の子は、代謝もさかんで抵抗力もありますし。

朝食べないと昼までもたないような子は朝食を食べてもかまわないし、本人がいらないようなら朝食を抜いてもかまいません。

肥満の場合?まずは冷えをとることを徹底させましょう。そうすると食欲も落ち着いてきます。

やせすぎの場合もそうですが、しっかり冷えとりしていれば本人がどれだけ食べたらいいか少しずつわかるようになっていくものです。

それより育ち盛りのこの年代、食事の量より質に気を配ってあげてくださいね。

そして、大人が子供にあわせて同じペースで同じものを同じ量食べないこと。

10台の子を持つ親が子と同じものを同じだけ食べると、年代的にもおなかが出てくること間違いありません。それはボスが身をもって実証しましたから。

今日は腹七分のお話でした。

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