繕うということ

こんにちは、温ちゃんです。

“衣食住”と言われるように、私たちの暮しに衣服はかかせない重要な存在です。かつては、穴が開けば繕い、つぎを当て、薄くなれば糸を刺し、小さな布切れは、つなぎ合わせ一枚の布として大切にされてきていました。

安価な化学繊維が南の国から輸入され、衣服も大量生産・大量消費の時代、手をかけて大事に着ていくことが、ほとんどなくなってしまいました。

エコロジーやリサイクルが声高に叫ばれる今日ですが、顔をつきあわせての人とのコミュニケーションが薄れてきたのとシンクロするように、物との関わりも希薄になってきているような気がします。

ほんの少し心にゆとりを持って針を持つ、そんな時間には、物の豊かさとは別の豊かさがあることに気がつきます。

絹の靴下やレギンスは排毒によって穴があくことは知っていますね。絹は高価なだけでなく、たくさんの蚕の命をいただくことによって生み出される繊維です。そんな絹製品を無駄にしない工夫が学べる場があります。ただ縫うだけではない、フェルトをあてたり羊毛をあてがったり。穴が空いた靴下や繊維だけになってしまったものも蘇ることができ、更に長く履き続けることができます。

「ドロップスの木」のなりたまなかさんは、10年前から冷えとりを続ける2児のママ。冷えとりしながら子育てに自分探しにがんばるまなかさんのブログは、たくさんの人達の共感を呼び、今や「冷えとり」ブロガーとして大人気です。

そんなまなかさんのワークショップ「やぶれた靴下ちくちく会」は、今年に入ってからは東京を飛び出して、名古屋・沖縄・佐世保・大阪と全国で催されるまでになっています。

人気のヒミツは靴下を繕いながらのお喋り。顔をつきあわせ作業をしながらのお喋りは、勉強会とはまた違った、深くて味わいのある時間です。

温ちゃんやまきちゃん先生が登場するずっと前から、つらいめんげんと向きあったり、挫折しそうになったり、励ましたり励まされたりしたりしたことをブログにしたため自分と向きあった冷えとりの日々は、ー聞の価値があるはずです。

まなかさんのワークショップ「やぶれた靴下ちくちくWS」はブログ「ドロップスの木」で告知されます。
http://ameblo.jp/irohimama/

まなかさんは7月6日名古屋のマルシェ、8月24日信州マルシェにも登場!チェックしてね
https://www.facebook.com/events/1428662927383646
http://hietorimarche.jimdo.com/

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