靴下の洗濯の話

靴下を10枚も20枚も履いていれば、さぞや洗濯もたいへんでは・・・温ちゃんです。

たしかに洗濯ものは増えます。靴下がたくさんぶら下がっている光景は壮観です。

でも、毎日毎日全部の靴下を洗う必要はありません。1週間も2週間も、なかには数ヶ月洗わないなんて猛者もおられます。

まあ、あまりそれはおススメしませんが、いちばん内側の絹五本指と、いちばん外側のカバーソックスは別として、あとは毎日洗わなくてもいいんじゃないかいってご意見が多数です。洗うにしてもぬるま湯だけで十分、ウールなどはあまり洗いすぎると、あのソフトな感じがなくなって早くからゴワゴワしてしまいます。また、絹やウールはアルカリに弱いので、炭酸塩などを使わない洗剤で手でもみ洗いしましょう。

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ナチュラルランドリーというのは、重曹やクエン酸などを使い、合成界面活性剤のお世話にならない洗濯法です。

ナチュラルランドリーの基本は「石けん」「クエン酸」「重曹」「グリセリン」、あとはセスキソーダ(アルカリウォッシュ)があれば万全です。

繊維の間にしみこんだ汚れを落とすには、石けんを使います。自然の石けんは弱アルカリ性ですので、絹やウールなどは特に酸性の「クエン酸」で中和してあげると仕上がりもふんわり、衣類も長持ちします。ナチュラルランドリー派に「クエン酸」は柔軟剤代わりとして好まれています。

臭いを消すのには「重曹」、水に溶かした重曹をスプレーするだけで天然のファ○リーズの出来上がりです。好きな香りがある方は、エッセンシャルオイルなどを混ぜておくのもいいですね。

衣類についたシミは重曹とグリセリンをまぜて作る重曹クリームが活躍します。重曹3:グリセリン1の割合で混ぜて、シミのついたところに塗りこみ、洗濯します。また、コーヒーや紅茶など水溶性のシミは、その場で炭酸水をかけて、乾いた布でたたくようにすると簡単に落とせます。

そして、最近の救世主はセスキソーダ。炭酸塩と重曹の中間の性質を持っていて、セスキソーダを溶かした水に洗濯物をつけ置いて、あとはぬるま湯で洗えば、石けんを使わなくてもたいていの洗濯物はきれいになります。血液がよく落ちるので布ナプ洗いには鉄板のセスキソーダですが、現在はメーカーで品切れ中。てくてくさんでもほぼ品切れです。ごめんなさい。

香料入りの合成洗剤で洗った肌着で、肌がかぶれて真っ赤になる人がいます。それは肌着の素材が合わないのではなく、洗剤のせいだって気がついてくれればいいんだけど(肌着の素材が原因のひともいますが・・)なかなか一般世間では通用しないですね。

ナチュラルランドリーの世界も、いろんな技や基材があります。「ナチュラル洗濯」でネットで検索すればいろいろでてきますし「ナチュラル・ランドリー」(佐光紀子著・ブロンズ新社・1400円)って本も出ていますので、気になる方は調べてみてね。

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