靴について考える

靴をどうしよう。

冷えとりをはじめて、4枚6枚8枚と履く枚数が増えてくると必ず悩むのがこの問題です。

今現在「冷えとり」専用の既製靴を販売しているところはありません。

小さいままだと、足先の血行が悪くなり冷えとり靴下を履いているのに靴のせいで冷えがきつくなるという悪循環に陥ります。

それならサイズをあげればいいとおっしゃるかもしれませんが、そうしたらそうしたでいくつか問題が発生します。

まず、サイズをあげても靴幅はそんなにかわらないので、足先は余っても横がきつく感じられます。

靴は足の構造にあわせてできていますので、土踏まずの位置も狂い、転びやすくなったり歩いていて疲れたりします。

特に女性は26センチ27センチのおしゃれな靴なんてどこにも売っていないので、男性用の靴を履いたりすればたいてい足元を見てぎょっとされますね。「旦那さんの靴履いてきちゃったの?」とか「これから山いくの?」とか・・・

「山いくの?」といわれて、「そうなの」と答えられるようでしたら、トレッキングブーツやウォーキングシューズは厚い靴下を履くのが前提の靴ですし、靴底も厚いので、重ねばきにはあっているのですが、なにしろ仰々しくて、ほんとうに野山を駆け巡りたくなってしまいます。

ドイツのビルケンシュトックなどの外国メーカーで婦人用の大きめの靴を探す、またはオーダーメイドで作ってもらうなどの方法もありますが、いずれも高価なものになってしまいます。

重ねばきライフにのめり込んできたら、こういった高価な靴も、長い目で見れば高いものにはなりませんが、冷えとりビギナーのうちは、サイズもどんな靴が合うかも試行錯誤が続くので、最初は既製品の大きめの靴からはじめるというのが一般的ですね。

冷えとりしている人たちの靴の悩みは、まだまだ続きます。

http://inamai.com/news.php?s=1&i=200604201616030000009473

260222_457604494334485_1405959693_n (1)