今と昔の体温

こんにちは温ちゃんです。

50年前の日本人の平均体温は36.89度だったそうです。思っていたより高いと感じた方が多いんじゃないかしら。体温計の赤いラインは実は平熱ラインだったんですね

2008年のデータでは平均体温36.14度。ここ半世紀で日本人の平均体温は1度近く下がっていることになります。体温が1度下がると免疫力が30%低下します。また代謝も10~20%低下するので、ますます冷えるという悪循環に陥ります。

欧米人は日本人より平均体温が高いといいます。肉や乳製品で動物性の脂質をとっているからでしょうか。私たちの食生活はここ50年で急速に西洋化しています。それでも低体温化が進んでいるということは、西洋人みたいに動物性の脂質をたくさんとれば体温があがるというわけではないのですね。

低体温化の原因としては、運動不足や生活環境の変化がいわれていますが、さあ今日から運動しましょう、ライフサイクルを見直しましょうといっても、簡単じゃないのは何度も経験していることでしょう。

では、たったひとつ、もっとも有効な体温上昇の方法を教えて?といったら、なんでしょう。

私たちの体の中で一番熱を作ってくれているのは、心臓でも筋肉でもなく肝臓です。実に私たちの体の熱の3分の1は肝臓で作っています。肝臓の熱は代謝熱!

代謝熱は代謝酵素によって生み出されます。

体内酵素は有限です。その体内酵素の約八割は消化に、残りの二割が代謝に使われますが、食べ過ぎたり砂糖や添加物を多く摂取しますと、代謝に使われるはずの酵素まで消化に駆り出されます。そうすると代謝酵素が不足して肝臓の働きが落ち、体温は下がります。

そしてもう一つ、酵素や酸素を供給しているのは血液。血液の循環が良くなってしっかり肝臓に血が巡ることで肝臓の働きは活発になります。そのためには上半身と下半身の温度差をなくし、血液の循環をよくしてあげましょう。

いつも同じ話で芸がありませんが、やはり体温をあげるために大事なのは「頭寒足熱・腹七分」ですね。

人間は恒温動物です。寒い冬も暑い夏も体温がかわらないのはホメオスタシスといって体温をコントロールする仕組みが備わっているからです。現代人が低体温になっているのは、体温のコントロールが狂ってきているのもあるかもしれません。冬には暖房で毛穴を開き、夏には冷房で汗をかかなければ、私たちの体の調整も怠けてしまいます。

これからのシーズン、しっかり汗をかきましょう。半身浴は体内の循環をよくして、発汗も促してくれますのでおすすめです。そして冷房は、ほどほどにね。

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