冬土用の過ごし方

日が長くなってきましたね。温ちゃんです。

土用は「清算」の季節。年末年始の食べ過ぎ飲みすぎや行事疲れのツケがどっと出てくるときです。土用のうちに、冬の毒を出し切っちゃいましょう。

土用の中でも「寒の土用」と呼ばれる今の時期は、陰から陽、腎臓から肝臓、乾燥から湿潤への移行の季節でもあります。一年で一番寒い時でもありますが、体は少しずつ春への準備を始めています。その証拠に鼻水が出たり、口の中がねばったり、靴下が急に湿りやすくなったりして季節の移り変わりを感じる人も多いのではないでしょうか。風邪やインフルエンザがはやるのもちょうどこの季節です。いずれも「清算」がなせるわざですので、押し込めずに上手に付き合っていきましょう。

一年を5つに分けると春夏秋冬と土用に分けられます。それぞれ等分に約73日。そのうち土用を4つに分けて約18日ずつ春夏秋冬の季節の変わり目に配置したのが春土用・夏土用・秋土用・冬土用です。土用の季節は季節の移り変わりの不安定な時期にあたり、特に食べ過ぎや甘いものの害が顕著に表れます。少食にして胃を休ませてあげるのが、この季節一番の体へのご褒美です。弱い胃腸を改善したしたかったら、土用の時期の断食はもっとも効果的です

消化器が弱ってくると、栄養を取り込む力が衰えて、生命エネルギー不足に陥ります。元気がない、覇気がない、猫背、声がか細いなどの人は生命エネルギー不足が原因かも。「土」の弱りはそのまま「生命エネルギー」が弱るってことです。

「腎」は循環を司っています。生命エネルギーが不足すると、水の循環が滞り体からみずみずしさが失われます。「肝」は血液の流れをコントロールしています。生命エネルギーの不足は貧血や生理の遅れなどに現れます。エネルギー不足が「肺」へ影響すれば便秘や下痢、息切れやぜんそくなど呼吸器や大腸の症状となり、「心」へ影響が及べば熱が循環しにくくなって夏バテや手足の冷えなどの影響が出てきます。

そう、生命エネルギーの弱体化はそのまま体全体の弱りに他ならないのです。

「土」は五行の中心です。この時期に胃腸を元気にさせてあげれば全身に活力みなぎる体ができますし、逆に食べ過ぎて胃腸を壊してしまったら、それは全身のトラブルへと発展していきます。

冬の土用の食べ物といえば、干し芋、干し柿、玄米味噌、きんぴら、筑前煮、けんちん汁など根菜に火を通したもの、甘酒、タンポポコーヒーなどなど。タンポポの根を陰干しして焙煎して作ったタンポポコーヒーは「土」の働きを助ける胃腸薬です。よく母乳の出を良くするには「鯉こく」か「タンポポコーヒー」かといわれますが、タンポポコーヒーは催乳効果だけでなくバストアップや皮膚のつやを良くする働きもあるといわれています。低血圧や食べても太れない人にもおすすめです。

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