朔旦冬至

温ちゃんです。あと3日で20年に一度のスペクタクルな日がやってきます。

冬至は一年でもっとも太陽の気が弱まる日。陰極まって陽となるの言葉の通り、天の気はこの日を境に陽と転じます

そして、月のリズムでいえば新月は始まりの日。この太陽と月の始まりの日が一緒になるときが19年に一度あります。つまり太陽と月は19年に一回同時に誕生の日を迎えます。この日を「朔旦冬至」(さくたんとうじ)といって、今月22日がその日になります。

伊勢神宮ではこの日の前後に神様のお引っ越しをします(式年遷宮)し、昔はこの19年が人の世代交代の周期とされていました。

西洋暦の元日に神社仏閣にお参りしたり初日の出を拝むのもいいですが、今月22日の冬至をスタートにこれから19年の人生設計をするのもスケールが大きくていいかもしれませんね。

さて、冬至に食べるものといえば南瓜。「水」の亢進を抑えるには相剋関係の肝=黄色いものが助けになります。ほかに何がありますか?きんかん、ゆずなどのかんきつ類もそうですね。ゆずは陽性のビタミンが豊富でお風呂に入れれば体も心も温まります。

そして冬至は「水=腎」の気が一番強まるとき、黒くて小さくて固いものを食べましょうってことで黒豆、昆布、また腎臓豆(キドニービーンズ)という名の赤インゲン豆や小豆もおすすめです。
http://lohasworld.jp/hajimete/hietori/1355.html

年末といえば大掃除ですが、何を好きこのんでこの寒い時に大掃除なんてするのでしょうか?

箒(ほうき)を使って掃くことはもともと穢(けが)れを祓(はら)うという意味があったといいます。

太陽暦では夏至から冬至までは古いものを捨てるとき、冬至から夏至は新しいものを迎え入れる時だといわれます。いっぽうで月の暦では月が欠けていくときは排泄の期間、新月から月が満ちてく間は取り入れるときでしたね。どちらも今月22日までが捨て去るときで、それからが取り入れる時期になります。

古いものを捨て去らなければ新しいものは入ってきません。新しい年を迎えるにあたって不要なものは断捨離して、部屋やからだをきれいにすることで穢れを落とし、あなたのこれからの20年に必要な新しいものを受け入れる準備をいたしましょう。

そうそう今日は「さくたんとうじ」とつぶやいていたら、「え?たくさん掃除してくれるの?ありがとうね」ですって。
は~~い、わかりました~~~(-_-;)
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