養生訓その一

温ちゃんです。

私の体は神様からの借り物です。私たちの父母や祖父母そして遠い先祖まで、たった一人が欠けても私はここには存在しません。

江戸時代に貝原益軒が書いた『養生訓』は「人の身は父母を本とし、天地をはじめとす。」の一文から始まっています。

その意味は、体は自分だけのものではありませんよ、あなたのお母さんお父さんのものであり、もとをたどれば天からの借り物なんですよって意味だということです。

現代社会に生きる私たちは食生活をはじめとするライフスタイルと、自然を具現化した身体とのズレが貝原益軒の生きていた江戸時代とは比較にならないものがあります。

また、儒教の影響を色濃く反映した貝原益軒の思想とは馴染まない価値観があるのも当然です。

でも、『養生訓』には、現代の私たちにも大きな示唆をもたらしてくれるすばらしい思想が宿っています。

マクロビオティックをはじめとした食養生のルーツでもある『養生訓』を明日から数日、温ちゃんのキュレーションでひも解いていこうと思います。

よろしくね。

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