シャンプーについて

昔は、合成洗剤でないシャンプーはパックスシャンプーとリンスは酸性リンスしかなかったのですが、今は選ぶのも迷うくらいいろいろな石けんシャンプーが登場しています。

温ちゃんです。

合成シャンプーで洗髪していた人が、いきなり石けん洗髪に変えると「髪の毛がギシギシする」または「ベタベタ」するといった不快感があるケースがよくあります。

そこで挫折してしまう人も多いのですが、実はその不快感は石けんのせいではなく、髪が合成シャンプーですでに痛んでいるからなんです。

合成シャンプーに使われている化学成分や合成界面活性剤は、髪のキューティクルをガサガサ、ぼろぼろにしてしまいます。

一般的な合成シャンプーには、合成界面剤として、ラウリルポリエキシエチレン、硫酸エステルトリエタノールアミン塩、ラウリルポリエキシエチレン、硫酸エステルントリウム塩、ラウロイルモノエタノールアミド、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、カチオン化セルロース、エチレングリコールジステアリン酸エステルなどが使われているほか、石油から化学合成された香料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤などが含まれています。

頭皮の中の毛母(もうぼ)細胞は生きていますが、頭皮から外の髪の毛は、すでに死んだ細胞でできています。もともと死んでいる細胞だからこそ、損傷を受けてしまったら自己修復することはありません。

合成シャンプー用のリンスやトリートメントは、髪の毛を化学物質でコーティングするだけで決して痛んだ髪の毛を直してくれはしません。

損傷を与えてはコーティングする合成シャンプーとリンスの化学物質は、髪の毛だけでなく髪の根っこから地肌に入り込み、髪を弱らせ、脱毛や薄毛、細くてささくれた髪の毛の原因になっています。

髪の毛が落ち着いてギシギシ感やパサつき感がなくなるまでは、合成シャンプーから石けん洗髪に移行して3か月から1年くらいかかります。健康な髪の毛が戻ってくると、実はシャンプーそのものがあまり必要なくなり、毎日の洗髪はお湯だけで十分と実感できるようになってきます。

そして、外出でほこりや油が髪に染みついたようなときだけ固形石けんやシンプルな石けんシャンプーで髪を洗い、洗髪後はキューティクルが開いてギシギシするので酸性リンスやクエン酸、お酢で髪の毛を中和するというのがよろしいようです。

髪の毛は、シルクと一緒でアルカリ性に弱く、シャンプーしたら必ず中和しておきましょうね。あ、お酢はちゃんと洗い流さないと、髪の毛に酸っぱいにおいが残ります。←体験談

とは言っても、いきなりシンプルな石けんシャンプーや固形石けんに変えるのはハードルが高いもの。今はオーブリーやロゴナ、ラヴェーラなど、シンプルとはいいがたいけど石けんシャンプーへの切り替えに最適なシャンプーやトリートメントもありますので、石けんシャンプーへのワンステップとしておすすめします。

冷えとりのページですのでついでに書きますと、髪の毛は腎臓です。冷えとりで腎臓が元気になると薄毛、脱毛、傷んだ髪が改善され白髪も少なくなってくるといわれています。と同時に髪の地肌は肺の毒出しですので、肺・呼吸器のトラブルが改善するとフケや頭のかゆみなどが減っていきます。

ところで、お湯だけの洗髪を最近では「湯シャン」というんですって。へえ、名前までついているんですね、お湯だけシャンプー!
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こちらに、石けんシャンプーを使うときのコツ書いてます。
https://www.tekuteku.net/products/list.php?category_id=12

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