旧暦八月朔(ついたち)

休日の朝といえば、ちょっと遅くまで寝て、
だらだらと過ごしたいのに、なぜだろう、
今日は、朝から洗濯、掃除、台所磨きとからだが動く動く。
もしや、と思ってカレンダーを見たら、やっぱり。

新月でした。

新月の浄化のエネルギーが働くのか
自分でも無意識のうちにクリーンアップなことをやってるんです。

不思議なこととは思いながらも
ふと気づくと、こういうことが度重なって実際あると・・・
やっぱり、なにか関係あるのかな、と
思ってしまいますね。

新月といえば大潮。

沖縄を襲った台風は大潮の満潮と重なって
冠水や浸水などの被害も大きかったようです。

そんな新月の今日、旧暦八月朔(ついたち)に
映画『天地明察』を観てきました。

江戸の初期、日本独自の暦作りに挑んだ
安井算哲の生き方を描いたドラマ。

安井算哲が初手天元を打った人であることも
渋川春海が暦をつくった人であることも知ってたけど
同一人物とは知らなかった(笑)

そして、
暦というものは、天の運行そのものなんだということが
よ~くよ~くわかりました。

昔の人は月のカタチや位置を見て
その日が何日かがわかってたっていうけど
それは昔の人がすごかったのではなく、
算哲がやったような綿密な観測データと計算によって
天の運行と暦を一致させたことがすごかったんだ。

日本の四季、気候に合った暦であるのも当然なこと。

巡りくる四季を受け入れ、
自然に添った暮らし方の指針となった暦。

明治の改暦で、この日本独自の暦を失ってしまったのは
つくづく惜しいことだったなあと思います。

映画自体はフィクションだらけだろうから
史実を読みたいものです。
(算哲の初手天元の棋譜も実際と映画と違うし)

主演の岡田準一は意外と小柄で
アイドルのわりには(偏見?)着物姿が似合っていて
違和感なく観ることができてよかったです。

余談ですが、日本の暦とは別に
「月のリズム」が植物や動物の生態に
関係があるという考え方もありますね。

潮の満ち引きがあるように
生物の体内にある水分が引力の影響を受けるのは
間違いないでしょう。

日本の暦が自然の流れを受け入れる感覚であるのに対し
月のリズムは、それを利用しようという傾向がある、
その違いがおもしろいなあと思ったりしています。

(たま)

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