香りと味が濃く、昔から今までずっと小カブの代表品種です。作りやすく、早く育つ家庭菜園で最適種です。春から秋までいつでも蒔けて、発芽率も抜群です。根は純白で径3~5cm位の小型かぶ。肌はなめらかでツヤがあり、肉質も柔らかい。甘みが多く葉・根とも柔らかいので漬物、酢漬け、サラダなどに
栽培は容易ですが、真夏は虫がつきやすいのでこの間を避けて栽培します。10~15センチ条間を空けて条蒔きします。本葉が出て触れ合うようになったら間引きします。本葉4枚ほどで一本立ちします。カブは根菜類でもっとも成長が早く秋蒔きで40~70日、春まきでは40~60日ほどで収穫できます。春なら20日ほど、秋なら10日ほどずらして数度に分けて蒔くと長く収穫が楽しめます。生育初期に草負けすると大きくなりませんので、小さいうちはこまめに除草します。寒さには強くマイナス5度まで耐えますが暑さには弱く30度を超えると成長が止まります。春菊や人参と相性が良く混植に向いてます。直径が5~6センチになったら収穫します。収穫が遅れると割れたり固くなるので早目の収穫をおすすめします。カブと葉っぱは切り離さないほうがインスタ映えしますが写真を撮ったら早めに葉っぱを切り落とした方がカブ本体は長く鮮度が保てます。金町こかぶは葉っぱもおいしい小カブですので汁の実やサラダ、ゆでたりと楽しめます。
種は秋蒔きの小カブを冬越ししてトウが立ったら採ります。秋の収穫時に種取り用に10本ほどカブを選びます。カブの形が少し扁平で色つやが良く、茎の根元が詰まっている親本がいいでしょう。15~20センチの長さで葉を落とし、少し土に埋まるように植え直します。春先にトウ立ちしたら倒伏しないように支柱を立てておきます。カブは他家受粉なので開花前にチョウや蜂が入らないようにネットを張り交雑を防ぎます。サヤが黄色くなってカラカラになったら根ごと抜き取り、さらに乾燥させた後、叩いて採取します。休眠は採取後1~3カ月なので、次の秋か翌々春に蒔きます。2~3日冷蔵庫に入れると休眠が打破されて早く発芽しやすくなります。保管は乾燥剤と一緒に冷蔵庫に。保管状態がいい種は古いほうが発芽が揃いやすくなります。
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