日本国内育種の調理用トマトです。栽培はとても簡単で加熱調理はもちろん生食でもかなりおいしいミディトマトです。浅間山のふもと地蔵ファームの雨よけなしの有機栽培農薬不使用採種のタネです。トマトの芽かきや支柱立て不要でブッシュ型に育つ放任栽培OKのプラム形トマトです。加熱してスープに。ケチャップやピューレ、トマトソースづくりに最適です。
栽培の基本 |
一般地で三月中旬にビニール等で保温して播種、育苗。ポットに3~5粒蒔いて、本葉4~5枚までに1本にして株間は広く70~80cm、畝幅80cm~1mに定植。肥料は通常のトマトの半分以下で大丈夫 |
蒔き時 |
一般地3~5月 |
栽培の難易度 |
容易 |
発芽温度 |
15~25℃ |
生育温度 |
20~30℃ |
土壌pH |
弱酸性~中性 |
日当たり |
日なたで乾燥している土壌を好む |
生育間隔 |
株間70~80cm前後 |
気温 |
寒さに弱く暑さに強い |
生育日数 |
定植から約45日程度 |
追肥 |
原則として追肥は不要 |
プランター栽培 |
可、深さ25cm~30cmほどある深型プランターがおすすめ |
定植 |
保温育苗して定植が一般的。遅霜に注意 |
連作 |
可、できれば1~2年輪作を |
種取り |
十分熟した実の中の種をゼリーと一緒にとり、水でゼリーを洗い流し、数日乾燥させて保管。こぼれだねからも発芽する |
コンパニオンプラント |
バジル、ねぎ、ニラ、レモンバーム、マリーゴールド |
注意点 |
芽かきもいらず放任栽培で大丈夫だが、風通しはよいように、株間を十分にとって、密植を避ける |

栽培簡単、放任栽培。トマト初心者に最適。ずぼらなあなたのためのミディトマト

クッキングトマトなつのこまの特徴
ミニトマトより少し大きめで煮ても色がしっかり残る調理用トマトです。
糖度はそれほど高くありませんが適度な酸味とトマトの濃い旨みが特徴です。
このトマトの良さはまず手間がかかりません。
放任栽培O.Kです。
支柱や脇芽取りは不要!
地這栽培でブッシュ状に生育します。
プラム型の調理用トマトですが生食でもなかなかおいしいです。
元々農業試験場で育種された固定種のトマトで日本の気候にあっています。
今年はタップリのトマトソースを作って小分けして冷凍すれば便利です。

なつのこまの栽培方法
作り方はミニトマトと一緒ですがもっと簡単です。
トマト初心者にはもってこいのミディトマトです。
わき芽をかいて一本立ちさせる一般のトマトと違い
わき芽がさかんに実をつけます。
いわゆる地這い栽培となるので広いスペースが必要です。
地面に近いところに実をつけるので尻腐れを防ぐため
わらや草マルチなどを敷いて直接地面に接しないようにします。
過繁茂になりやすく、風通しが悪くなると病気も出やすいので
放任栽培もいいですが、適宜側枝を間引いてあげたほうがいいようです。
基本的にはトマトの中でもっとも作りやすい品種の一つです。

ミニトマト・ミディトマトの種取り
ミニトマトの種取りも大玉トマトと同じですが、タネが小さいので少し手間です。
完熟した実をさらに常温で追熟して実をがやわらかくぶよぶよになるまで待ちます。
実をつぶしゼリーと種子を取りだします。
発酵してゼリー分が分離してきたら茶こしに入れ水洗いします。
初日の実天日で乾燥させたらだしパックに入れて洗濯ばさみで陰干しします。
2週間くらい陰干ししてからからになったら乾燥剤を入れた茶筒などに入れて保管します。
トマトの種は3~4年は使えます。