種のサラブレッド。国内の優良農家が育て続けた伝統野菜の種
すっかり日本の食卓に定着。風味豊かで作りやすい品種です。
中国野菜の中でも一番人気。家庭菜園でもよくできる。
葉と幅広の茎は美しい青緑色で葉肉は厚くボリュームがあります。
食味・風味とも満点です。
油炒めや煮物に、和食や漬物にも利用できます。
●自家菜園の野菜で農薬の心配なし
●F1種ではないので、自家採種も可能です。
●野菜を自分で作って、家計にも体にもやさしい
--栽培方法--
葉柄の白いパクチョイに対し、淡緑色の葉柄をもつものがチンゲンサイで、
青軸パクチョイ、または、青茎パクチョイと呼ばれている。
中国では、直筒形のタケノコハクサイのように大型のものを大白菜、
パクチョイやチンゲンサイ、たあさい、サイシンなどの小型のものを
小白菜として区別している。
チンゲンサイは、パクチョイ同様、タイサイの仲間で、
葉型や質感がどことなくよく似てなめらかである。
青菜としての風味、歯切れのよさ、熱を通したときの色あいも
鮮やかで癖がなく、煮崩れも少ない。
炒め物、浸し物、和え物、塩漬け、スープの実に、
口あたりも爽やかで中国野菜特有のうま味がある。
栽培は秋と春。
冷涼な気候によく育ち、暑さ寒さに比較的強い。
秋まきでは堆肥をよく施し、厳寒期までに根張りを深くしておけば
土壌凍結による水切れほか多くの寒害を防ぐことができる。
葉柄の幅を広く厚みのある株に育てるには、
幼苗期に密植を避けて間引きを的確に行う。
しかし、生長後は密植の影響は少なく、株間が12~13cmあればよく生育する。
〔たねまき〕
小型で草丈が低いため、狭い場所で密植でき収量も多い。
50cm幅のうねで2条まき。株間15cmで、1カ所4~5粒点まきし、
たねが隠れる程度に薄く覆土すると3~4日で発芽する。
間引きは順次、葉と葉が軽く触れ合う間隔を保つように行い、
葉長9~10cmのころまでに1ヵ所1株を残す。
チンゲンサイの葉柄はパクチョイよりも幅広く、比較的直立するものと、
曲線を描いて葉先を内側に向けるものがある。葉は卵円形で鮮緑色。
半日陰でもよく育ち、栽培日数が短く、病虫害が大変少ない。
とう立ちも遅い。
収穫後は、葉柄が痛みやすいので早く利用するか、早めにゆがいて冷蔵庫で保存する。
参考:農薬を使わない野菜づくり徳野雅人著マルジュ社
メール便なら送料250円で全国どこへでもお送りします。
※種は早目に用意しましょう。播種はタイミングが大事です。早すぎても遅すぎても上手に育ちません。シーズンになると一時品切れになる場合もございます。余裕をもってご購入いただくことをおすすめします。
光郷城 畑懐代表 中村訓さんメッセージ
国内での採種を増やしたい。採種農業者を増やしたい。
種の採種の 90% は海外です。
そのわけは、採種価格が安すぎること。
農産物の価格が安すぎること。
農業が軽視されていること。
僕の農業の先生の言葉、「農業の滅びる国に繁栄はない」
よし、種採りの現場から適正価格を積み上げるのだ!!
なんでも最初は民間から変わる。
小さなそして大きな一歩。
浜名農園・畑懐の種の特徴
1 伝統野菜(在来種・固定種)の種子販売が得意です
日本全国の様々な地域の風土に根ざし昔から食べられている個性的な野菜のことを伝統野菜と呼んでいます
香り豊かで、甘味とうま味が濃く懐かしい味、そして種採りが出来るので、生命が継続していける野菜でもあります。
そんな伝統野菜(在来種・固定種)を中心に販売しています。
2 国内産の種に力を入れています
昔ながらの伝統野菜(在来種・固定種)を栽培し種採りをしてくれる方々は皆さんご高齢で
現実的に続けられなくなってしまっています。
何十年もかけて継続してきた良い系統(血筋)が途絶えてしまうのは大変残念なことです。
畑懐では、今は少なくなってしまっている国産の種を全国の種屋さんから集め、また一部の品種の種採り契約栽培を少しずつ増やしています。
3 自信をもって選んだ「美味しい」野菜の種を販売
「種売り場で種を選んでも何が良いかわからない」
という方が多いのではないでしょうか?F1種?交配種?早生、晩生?など専門用語ばかりが書いてありなんだか難しく思えたりしますよね。
畑懐ではとにかく「美味しい」ということを基準に種の品種を選んでいます。
お客様の反応などを参考にし、サラダ、煮物、漬物向きなど野菜の特徴・個性を考え、種を選んでいます。
自ら、栽培し美味しいと思う品種・味が良いのに商品化されていない隠れた品種など、
種屋のプロが選び販売しています。