交配種と在来種・固定種

在来種・固定種と交配種

優性遺伝と雑種交配

野菜でも果物でも植物は雄しべの花粉が雌しべについて実がなり種ができます。

例えれば、たろう君の精子が花子さんの卵子とくっついて赤ちゃんが生まれるのと一緒です。

って、何で植物の受粉の例えで、たろう君と花子さんが出てくるのよ。

ところが日本人の花子さんと黒人のボビーが結婚して子供ができたとします。

もし、ボビーが足が長くすらっとしてかっこよく身体能力も高く、髪の毛がカールしていたら、生まれた子供は外見上はボビーに似た色の黒いアスリートっぽいカーリーヘアの子供になる可能性が高くなります。

でもその子から生まれた子供は黒人系の特徴はあまり目立たなくなってしまいます。

これは学校で習ったメンデルの法則の雑種交配、そして優性遺伝・劣性遺伝という仕組みです。

何千何万というタマネギの株の中には、たまに雄性不稔といって雄しべがなかったり雄しべがいじけて花粉を作れない株が見つかります。

雄性不稔

ご存知のように玉ねぎは人と違って雄しべだけでなく雌しべもあります。

そこでほかの株の花粉で受粉させてタネを採り、ある一定の環境で育てると雄性不稔のタネをいっぱい作ることができます。

こうして雄性不稔=男性不妊のタネをいっぱい蒔いて、その横に遠く離れた系統の他のタマネギを植えると、両方のタマネギの特徴を持った雑種交配のタマネギが一度にたくさんできます。

これが交配種(F1)というタネです。

交配種のタネはもともと一代限りの雑種交配なので、そのタネを蒔いても先祖返りして、まともな野菜はできません。

1965年には国内で売られているタネの80%は交配種になったといわれ、おそらく今は95%以上と考えられています。

つまり私たちは、毎年毎年大手種苗会社のタネを買わなくては野菜一つ作れなくなってしまったのです。

そして種苗会社では、交配の邪魔になる雄性不稔でない、つまり健康で正常な雄しべを持つ株をみつけては抜くことが主なお仕事になっていると聞きます。

雄性不稔も男性不妊も母系遺伝するミトコンドリアの中のDNA遺伝子の異常です。

男性不妊について

ミトコンドリアのDNA遺伝子が傷つくと精子の数が減り、運動量が減り、不妊、無精子症になります。

1940年代には成人男子の精子1ccに存在する精子は1億5000万だったのが今は平均で4000万以下、精子の奇形も増えているそうです。

1940年代といえば、雄性不稔を使った交配種が急速に広まったのと時を一緒にしています。

農薬や添加物の原因もあるでしょう。

生活様式の変化も見逃せないと思います。

でも、私たちのからだを作っている食べ物の多くが、雄性不稔という遺伝子異常のタネを使って育てた野菜から作られているのは事実です。

誰も証明した人はいません。

でも、男性不妊の大きな理由が今の野菜のタネにあるとしたら。

いやいやいや。

きっと考えすぎですね。

そう願うばかりです。

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引用

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