胎児と化学物質

出産が近づいてくると、お母さんの胎盤からへその緒を通って、一日に300リットルの血が胎児の体をめぐります。

この血液には酸素や栄養が含まれていて、胎児の命をつないでいます。

胎盤は、お母さんの体の中の様々な有害なものを胎児にわたさない役目も持っています。

この胎盤のフィルターも、昔から存在した細菌やウイルスには有効です。

しかし農薬や環境ホルモン、化学物質、放射性物質やダイオキシンなど、

ここ100年で私たちが、はじめて遭遇した新しい毒に対しては完璧には機能しないようです。

アメリカ「環境ワーキンググループ」が2004年に調査したところ、

新生児ひとりあたり平均約200の農薬や化学物質がへその緒に含まれていたそうです。

へその緒から見つかった物質にはフライパンの表面加工に使われるPFOA化合物や

ファーストフードの容器に含まれるフッ素樹脂など、

また発がん物質や発達障害をもたらすといわれる物質なども含まれていました。

赤ちゃんの毒出し

赤ちゃんの体は、すべて親であるあなた(とパートナー)からのいただきものです。

赤ちゃんのためにも、母となるあなたには農薬や化学物質に気を付けてもらえればと思います。

さて、あなたの体から化学物質や毒となるものを受け継いだベイビーですが、幸い赤ちゃんのデトックスパワーは強大です。

鼻水や乳児湿疹、下痢や発熱など、小さな体を総動員してデトックスしようとしています。

小さな体に抱えている毒は、そんなには多くありません。

ちゃんと出し切れば大丈夫。

本当につらそうなときは別にして、少しくらいの湿疹や発熱は毒出しだとどんと構えて見守りましょう。

そして「ごめんね」「ありがとうね」って。

冷えとりは新生児にも有効です。

五本指ソックスははけませんので、大人の先丸ソックスや真綿でくるんだり。

ちょっとくらい鼻水を出していても構いませんので、上半身は薄着で、その分下半身を温めてあげてくださいね。

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妊娠・出産&子育て お母さんのための冷えとり術 進藤義晴・進藤幸恵著
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