温ちゃんです。

南の国のバナナや夏にとれるトマトやナスは体を冷やすといいます。何で?と聞かれればバナナやトマトは陰性の食べ物だからと答えるはず。でも何で冷やすの?食べ物の陰陽って何?そもそも体を冷やすメカニズムは?

体を温める養分はナトリウム、冷す養分はカリウムです。ナトリウムは体の代謝酵素を助け体内の発熱を促しますし、汗や尿として熱が体から出ていくのを抑制します。いっぽうでカリウムは発汗利尿を助け、代謝酵素の働きを抑制して体内温度の上昇を抑えます。

私たち人間の細胞はナトリウムとカリウムが約1:20のときにもっともバランスが取れています。陰陽でいえば中庸(=センター)の状態ですね。

玄米もナトリウム:カリウム比は1:20です。玄米中心の生活をしていればこのバランス比は大きく崩れることはありません。じゃがいもは土の中で育つのに陽性じゃなくて陰性なのはカリウムがナトリウムに比べて多いから。海草はカリウムも多いけどナトリウムも同じように多いからバランス比でいえば中庸に近いのです。

私たちの血液はちょっとだけ陽性に傾いていると健全に働きます。そのために中庸の食品に塩(ナトリウム)を加えたり、煮てカリウムを除いたりして食べる習慣があるのです。日本の伝統食「煮炊きした全粒穀物」と「塩・味噌・醤油で調理した野菜と海草」は血液のエネルギーバランスを整える理想の食事なんですね。

適度に陰性の食べ物は身体と心をリラックスさせてやさしい気持ちを育みます。いっぽう適度に陽性の食べ物は明るい気持ちを湧きおこし、積極性と勇気を与えてくれます。冬の間に凝り固まったからだと心をほぐすために春は陰性の食べ物を口にするとき。季節やTPOにあわせてちょっとだけ陰性のもの、ちょっとだけ陽性に体を傾けるのが、陰陽調理の上級版です。

体を温める養分はナトリウム、冷す養分はカリウム。

なんだ、じゃあ陰陽なんてわけわからないものを出してこないで、ナトリウムとカリウムの成分比といえば、もっと世間に受け入れられるのに・・・

実は陰陽はナトリウムとカリウムの成分比で語られるほど簡単じゃないんですね。ほかには糖質・ビタミンC・水分など。

甘いものは体温を下げますし、果物の多くはビタミンCが豊富です。またトマトやナスが陰性なのは水分が多いことも関係しています。いずれも代謝を抑えて体温の上昇を抑制します。また乾燥したり熱を加えるとミネラルや成分比がかわることから陰陽がかわる場合もあります。

靴下の穴が開くのは理屈じゃないよね、実体験だから理屈がわからなくても納得できるはず。陰陽も古今東西の実体験の集大成。ナトリウムとカリウム比とか水分量とかビタミンC含有量とか糖度とか、それぞれに分析すれば出てくるかもしれませんが、そんなもの調べなくたって陰陽は間違いなく存在しています。

でも、理屈がわからないと先に進めないお父さんや彼氏には「カリウムとか糖質とかが、代謝酵素の働きを抑えて、体温が上がらない状態が、陰性なんだって」って言ってあげてくださいね。

****(告知)**************
って、そんなお話をいろいろおしゃべり
「魔法使いのお茶会 ゆるポカ魔女養成講座」
とき:2015年4月12日15:00~
ところ:古民家カフェはちどり
〒441-1373 愛知県新城市西新町29-2
主催:李ユキ(土方幸)さん
⚫受付開始2時半より終了5時半予定
⚫要予約 詳細はイベントページをご覧ください。
⚫定員50名
⚫会費 お茶+スイーツ付き1500円
お子様は飲み物代200円のみ
※託児はありません。皆さんお話しが聞けるよう、音の出ない玩具やお絵描き用具をお持ちください。
⚫予約先 保養整体室えんじゅ土方幸さん
https://www.facebook.com/events/1428056450821667/

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