今年も3月11日がやってきました。温ちゃんです。

途方もない数の人たちが,3年前のこの日を機会に、それまでとまったく違った景色を見ることになってしまいました。

震災で被害にあわれた方にはあらためてお悔やみ申し上げるとともに、この震災を教訓に私たちはより安心して幸福に暮らせる世の中を模索していくことをお約束いたします。

「原発さえなければ」この言葉を何度聞いてきたでしょうか。地震や津波は天災です。天災の傷はいつか癒えます。しかし、原発による放射能被害は今も進行中、現地では復興もままならず時が止まったままの集落があり、原発労働者をはじめ今この瞬間にも被曝を強いられている人たちがいます。

何ができるということではありませんが、せめていつもこの事実を忘れないようにしたいと思います。

天災はあっという間に私たちの大事なものを奪い去ります。震災で新築の家を失いローンだけが残ったという話をよく聞きます。豊かさを追い求めた結果あとに残るものが負の遺産だけというのはあまりにも残酷です。

それは個人だけでなく、国や社会も一緒です。豊かさを追い求めた末に、放射能や環境汚染、借金だけが残るとしたら、それは善政とは言えません。

「本は買って読め、家は借りて住め」と昔の人は言いました。

形あるものはすべて消え去りますが、身についた智慧や知識は残ります。

「原発がこんなにも危ないものだとは誰も言ってくれなかった」とも聞きますが、昔から原発の危険性を伝えようとしている人たちはちゃんといました。私たちが耳をふさいでいただけです。

私たちみんなが賢くなること、ちゃんと世の中を俯瞰して正しく判断できることが、これからの世の中、今まで以上に大切になってくるのではないでしょうか。

子供たちに自信を持って托せる未来を残すこと、それが私たち大人の最大の責務です。
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