温ちゃんです。

チョコレートは血糖値をあげるし、体も冷やすから今年のバレンタインは無しねって、そんなの納得しない男たち。あなたからのチョコレートを期待値マックスで待っています。
ならばせめて、作る人も運ぶ人も食べる人も温かくなるようなチョコレートを選んでみませんか?

チョコレートの原料はカカオ。このカカオの生産の現場には主に3つの大きな問題があります。すなわち、貧困・農薬・児童労働です。

児童労働というのは、お手伝いとは違います。小さいときから学校にもいかせてもらえず、賃金もただ同然で朝から夜遅くまで労働者として働かされるこどもたちが今も世界に1億5000万人もいるのです。中には人身売買で貧しい親から引き離されたり、闇業者によってさらわれてきたりするようなこどもたちもいるといいます。

そんなこどもたちの働く農園ではヘリコプターを使って危険な農薬が大量に使われているという実体があります。先進国で禁止されている農薬12種類のうちの9種類を含めた30数種類ほどの農薬が、子供を含む労働者の体を蝕んでいます。農薬中毒や原因不明な疾患、それだけでなく地下水も大地も汚染されています。

なぜここまでに過酷な労働を強いられているのかというと、カカオはコーヒーや砂糖同様、そのほとんどが、プランテーションといわれる先進国の大資本による大規模農園で作られるという現状があります。カカオの国際相場は、ロンドンやニューヨークの市場で投資家たちの投機によって決定され、投資家がその利益のほとんどを持っていってしまい、生産者はあまり利益を得られない構造になっていて、コーヒーと並び「不公正な貿易」といわれています。

もうひとつ、先進国の高い関税によって、生産国はチョコレートにして輸出する道を閉ざされています。すべてが先進国のアグリビジネスの利益のために労働者たちはつらい生活を強いられています。

農薬散布やくん蒸を行わないオーガニックなカカオで作られ、公正な価格で取引されたチョコレートを選択することで、ちょっとずつガーナのこどもたちが、コートジボアールのお母さんたちが笑顔を取り戻すお手伝いができます。

スーパーやコンビニで買うチョコレートよりは少し高いかもしれませんが、そのお金でこどもたちが児童労働から解放され学校へ行き、母親たちは字を学び、健康で衛生的な生活を手に入れ、お父さんたちは自活の方法を学び、地主に搾取されないで自分の畑でちゃんとした収入を得ることができるようになっていきます。

そう、フェアトレードは南北間の冷えをとる、ひとつの選択なのです。
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