コミュニケーションとは・・・      たろ

Posted at 07/11/14

【ももじの日記】
・・店の前で寝ている雑種犬。看板犬目指して奮闘中・・


エッセイストの内田樹さんが話すコミュニケーションとは。

内田「(人類は)哺乳類の中でもかなり弱いほうでしょ。
爪も牙もないし、空も飛べないし、水にも潜れないし。
にもかかわらず、これだけ繁殖したというのは、つまり人間は、集団を瞬間的につくっていって、
同期して、50人なら50人で一個の身体のような形で機能するという、
他の生物がなかなかできないことができたからだと思うんです。

他人が持っている身体情報と自分が持っている身体情報を共有できた。
共同体を作れるというのは、要するに他人を自分だと思えてしまう能力のことだと思うんです。

老人をいたわるとか、子供を可愛がるというのは、別に心が優しいとかそういうことではなくて、
子供という、かつて自分であったものでもあるし、老人はいずれなるものでもあるし、
病人や障害者だって、自分がこれからそうなるかもしれないものでしょ?

だから、そういう同胞への配慮は隣人愛というよりはむしろ過去の自分自身、
未来の自分自身に対する配慮なんです。

自分自身だと思えるから、支援できるし、保護できるし、共感もできる。
そういう想像力の使い方はたぶん、他の動物にはない種類のものだと思うんですよ。」

最近のニュースを見ると、一定の人を攻撃するような場面をよく見かけます。
この間の亀田親子しかり、少し前はライブドアの堀江さんとか朝青龍も。
その理由はよくわかりませんが、とにかくメディアの声があまりに一方的すぎるのが気になります。

そんな中で見かけた内田さんの対談の言葉。
何か社会全体がコミュニケーションを忘れている気がします。
それがなくても社会が進んでしまうような。

コミュニケーションが取れない状態っていうのは、精神的なダメージが大きい。
ネガティブな状態にしかならず、どうしても攻撃的な態度になります。
宗教で考えるとわかりやすいかも。
そんなところにエネルギーを費やすのはもったいない。
私たちがせっかく持って生まれた能力です。

コミュニケーションと対話。
 
世界のすべてに必要なキーワードだな、うん。

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